NO.10
境内に残る仏像は全て頭を破壊されている。ビルマ軍の攻撃の激しさが、この頭のない仏像から伝わる。 仏塔の横には 建物のレンガの壁が残っていて、いかに大きな寺だったかを偲ばせる。 中をゆっくり散策していると小学生の遠足?に出会う。6年生くらいだろうか、ガヤガヤお喋りをしながら通り過ぎる。「Hello!」と声をかけると皆陽気に「Hello!」と返してくれる。でも、驚いた事にその集団の後を1匹の犬がトコトコと付いて行く。(写真の上にマウスを置いて見る?) タイに入って、一番驚いたのはこの犬達である。とにかく、外を歩く犬が多い。飼い犬ではなく明らかに野良犬である。日本では犬が野良犬状態でその地域に住み着く事はない。一定期間の間には保健所で殺されてしまう。(野良猫は結構居るけど) とにかく子供達の後をついて行く野良を見ながら、カルチャーショック。しかもその後ろを雑談しながら先生がついて行く。犬もこの遠足の参加者みたい。 さて、タイタイ在記はこの後も続きます。タイタイ在記2へお進み下さい。もう、読みたくないと仰る方はcontentsへどうぞ。 |
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