No.3  ポンペイと犬たち
抜けるような青空が広がる朝、ポンペイへ向かいました。
観光地はどこもそうですが、かなり土産物屋が並び朝から賑やかです。

その中でも目を引くのが、犬たち
まるでガイド犬のように人に慣れています。この犬たちはこのポンペイの遺跡で手厚く保護されているという話を聞きました。予防注射やシャンプー等の手入れも街の人々がやっているとか。

ただ、イタリアでは長期休暇(夏の休暇など)を取る時、飼っているペットの世話に窮して、捨てる人々が居るからだという事情もあるようです。そのために野良犬や野良猫が多いのでしょうか・・

この遺跡に居る犬たちは、確かに普通の野良犬にしては身奇麗だったと思います。

上の写真はマリーナ門の入り口。
ベスビオ山は春霞のため姿がはっきりしませんでしたが、お天気はとっても良くて爽やかでした。
ポンペイは紀元74年に、この美しい山の噴火で埋没したので、結局風化することもなく、そのままの状態で保存されました。滅びたからこそ残ったとは、皮肉なものです。

石畳はキラキラ光る物が混じった火山岩を使い、夜にはそれが月の光を受けて誘導灯の代わりを果たす。
古代の人々の英知に感嘆しつつ、当時の様子に思いを馳せました。
賑やかな人通りと、馬車が行き交う活気のあるポンペイの街

トットトットの遺跡見て歩きは、古代のロマンに浸るなんて気持ちにはなれません。

有名なHAVE(いらっしゃいませ)の文字が見える玄関のファウヌス家(詩人)の中を見て周りました
2000年前にこんな立派な建物に住む人々が、いかに文化的に高い水準の暮らしをしていたか思い知らされます。

残念だったのは、ヴェッティの家に入れなかったこと。私はポンペイを訪れるのは2度目ですが、前回来たときに一人で見て周ったことがあります。
ただ、もう、10年くらい前のことですし、写真を撮っていなかったので、うろ覚えなのです・・
玄関先に男性の全裸の上半身のフレスコ画がある有名な(笑)建物です。
あ、この写真にはその男性像は右の上の方にちょこっと見えます。。(苦笑)


石畳の道路には水飲み場があります。
水道が引かれていて(水道管は鉛だったようです。鉛中毒も出たことでしょう)この像の口のところから、水が出ていてそこに口を持っていって飲んだのだそうです。
この水は下に溜まるようになっていて、その水は馬が飲みます。
実に合理的にできています。

日本では弥生時代に大理石のお風呂や、サウナ、水洗トイレに水道設備がある街ポンペイ。
すごいとしか言いようがありません。
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